ある日の居酒屋での話。
後ろの客が言う
(ネットで映画見るじゃん、面白くないと10分で見るのやめるね。それで、面白そうなの検索するのに30分過ぎ出たりする)
と
それは映画を見てない!
テレビの見方!
そもそも映画とTVは国籍が違う
アジアと欧米ぐらい違う
映画は見る時、当然お金を払う
払うからには損したくない
だから確実性を求める
予告でおもしろいと思った
俳優が、もしくは監督が好きだから
原作を知っている
口コミが良かった
などなど
だから、大なり小なりワクワクしてライオンやペガサスもしくは岩に砕かれる波を見る
そして始まる
外したのか………と思っても、お金を払ってるから、ちょっと我慢する
我慢するもう一つの理由。
面白くないのは自分だけなの?って不安
理解できないのは自分だけなの?って不安
後日、マジ、あれ、あの後凄いのに!!
と誰かに言われ、マウントを取られる不安
いずれにしろ、それが映画だ。
だから作る側もそれを計算している。最初の10分なんかで全体が見えないようにしてある。でも100分後の匂いを外さないで引っ張り続ける
TVは違う。席を立たないでもチャンネルを変えられる。だから3ヶ月後なんて置いといて、3分で勝負して、それを繰り返し45分で15回のサプライズがいる。それは不可能の域。だから微笑むだけで涙を流すだけで視聴者をグッとこさせる演者に頼る
ネットが普及して、映画を掌の中で見る時代が来るなんて、ヒッチコックもチャップリンも黒沢も想定外だったはず。
かくゆう私も懐具合と子育てを理由に見たい映画もタブレットで見る。
その代わり、夜に暗い部屋で最後まで見る。
面白くない映画に当たり、私の時間を返せ!と思うことも多々ある。
でも、実はそれさえも映画を見る醍醐味。
そして、たまたまおもしろい映画に当たり、なんだか得した気分になり、しばらくは仲間に言いふらす
ねえねえ、この前さあと。。。
そうやって映画好きの人生を送っていると、ある日気づくことがある。
あれ!この映画の監督って、何年か前にあの最低な映画の監督じゃなかった?
そして調べる。
同じ人物!
おお、ジャック!(仮名)成長したじゃん、わかってきたね。
とか思う。
そして、数年後、お、ジャック新作かい?みてみるよ。
そして見る。
ジャック、今回は俳優に頼ったねぇ。前回好評でオファー出しやすかったからって、それはないでしょう。
駄作の頃からのあんたのポリシーはどこいった
とか、もうジャックとマブダチ
そんなジャックがアカデミーとかノミネートされたら、もう感動もの。
やったねえーって。
たまーにあんた、魂売ったねってこともあるけど。
映画はそんな楽しみ方もできる
TVとは世界が違うのだ。
TVはTV
映画は映画
それぞれの楽しみ方を満喫して欲しい。
ちなみに、私はテレビドラマも大好きです!

