ロバート・レッド・フォードの思い

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ミスターアメリカ、ロバート・レッド・フォード。金髪に青い瞳。少年の匂いが女にはたまらなくセクシーに思えて的なレッドフォード。

彼はポールニューマンと組んだ映画でアカデミーにノミネートされた。

でもノミネートされるべきはポールだという声もあがった。

7年後、自身の監督作品(普通の人々)でアカデミー賞監督賞を手にした。

 当時、離婚が増えていたアメリカの世相を見事に表現したとの評論が多い。この映画、なかなかの重さ。

実はレッドフォードが撮る映画も出演する映画もかなりの数が社会派。

人は目で見えてることだけが真実ではない!への道をまっしぐら。(私見ですが)

ここからは私の妄想。

彼はきっと、ジェームス・スチュワートにもなれずジョン・ウェインにもなれず、劣等感が強いのかも。

自分の容姿をよく評価されることで、中身がないと言われてる気がするのかも。

レッドフォード自身が製作に関わった映画は、見た目に翻弄される社会とその中の真実を描く。

そしてなお、本質を見抜けない社会を批判するでもなく、それが社会であると定義し、その中で生きることの日常性を冷静に映し出す。

この主人公を責められるのか?

と問うてくる。

この判断が間違いだと、言い切れるのか?

と問うてくる。

余談だが、

イーストウッドもメッセージは似ているが、イーストウッドは問いかけてこない。だか、見終わった後、観客が自分で自分に問いかける。

余談なので、イーストウッドはまた今度。

レッドフォードが始めたサンダンス映画祭は、数々の映画人を輩出した。ハリウッドでは認められないアカデミー賞には程遠い作品に光を与えてきた。

映画は大衆の中にあるんだと感じられる映画祭。

レッドフォードがこだわったこと。

政治にも経済にもコントロールされないエンターティメントと、人間の本質。

劇場で(スニーカーズ)という映画が始まり、レッドフォードが出てきたときシミだらけでシワだらけの顔に正直がっかりした。

プロとしてどうよ!

と思った。

その翌年(幸福の条件)が公開されて、

「あのルックスで成り立つのかい⁉︎

と、批判的に思いながらも劇場に行った。

そうです、成り立ってました。

すみません。。。って感じです。

あのシミもシワもカッコよさになって、若い俳優が薄っぺらに見える。

まさに映画の狙い通り。(アンカーウーマン)に至っては、もう涙腺決壊。

そして思い出した、彼の昔からのメッセージ。目に見えてるものが全てではないってこと。

老いていくいく自分を誇らしげに、青い瞳は、いつも今も明日に向かっているように感じる。

 

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