チャー坊は、お兄ちゃん、お姉ちゃんと遊ぶのが大好きです。
お友達と遊んでいる年上の子がいると走って行って、なんとか遊んでもらおうとします。
ボールで遊んでいる子がいると、飛んできたボールを拾ってあげたり、
自分のボールをパスしたりします。
お姉ちゃん達は、ボールを蹴り返してくれたり、加減してくれるけど、
お兄ちゃんは、対外、チャー坊のボールを持って逃げたり、全然違う方向に蹴ったりします。
2歳のチャー坊ですら、パスをちゃんとしようとするのに、どうしてかな。。。と思います。
以前、五歳くらいの男の子が
「ボール蹴らして」
と云ってきたので、
「いいよ」
と、云ったら、思いっきり、蹴って、遠くに転がったボールをほったらかして、
どこかにいっちゃいました。
そのボールを一生懸命とりに行くチャー坊がかわいそうだったけど、親ばかなのかな。
もちろん、私は、チャー坊を見守ってるだけだったけど、内心「ムッ」とした。
しばらくして、その男の子がまた来て、
「ボール蹴らして」
と云うから
「いいよ。でもね、自分で蹴ったボールは、自分で取りに行ってね」
と云ったら、
「どーして?」
と聞かれた。答えようとしたら、もう蹴って、ボールを取りに走って行った。
いつか、ある人が云ってた。
お父さんとキャッチボールをする事の意味。
「知ってる?」
と聞かれて、答えられなかった私。
「男の子は、親父よりすごい玉を投げようとがんばるんだ。でも、どんな球を投げても、親父は取ってくれて、そして、自分が取りやすい球をいつも投げ返してくれる。ある時気付かされるんだ。【相手が取りやすい球を投げる】それがキャッチボールだということを。」
私が、この話を聞いたのは十数年前。
心にぐっときた。子供への教育、しつけの本質に気付いた気がした。
なにか特別な事が人より出来る人間より、
相手が取りやすい球を投げれる・・・
そんな思いやりと思慮のある人間にチャー坊になって欲しいな。